飲食店でコロナ対策を考えている方へ!換気扇に用いられるファンにも種類があります!
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飲食店を経営されている方の中にも、コロナウイルスの影響でお店の換気を見直そうとお考えの方は多いのではないでしょうか。
しかし、自分の店はどのように変えれば良いかわからないですよね。
実は換気扇のファンにも種類がいくつかあるのをご存知でしょうか。
今回は、換気扇に使われるファンの種類と用途をご紹介します。
□換気扇に用いられるファンは実は4種類ある
換気扇は様々な場所に設置されますが、その場所によって取り付けられるファンが変わります。
最近ではデザインや性能が進化しており、軸流ファン、遠心ファン、斜流ファン、横流ファンの4つに分かれていることを知っておきましょう。
軸流ファンは一般的なマンションや戸建ての建物に設置されているプロペラ状のファンで、構造がシンプルなため価格が安価であることが特徴です。
風が強く当たる場所ではファンが回る力が増すため効果を存分に発揮しますが、風当たりが弱い地域や住宅が密集している場所では風の影響を受けにくくなるため高層ビルやマンションではおすすめできません。
遠心ファンは比較的新しい建物に設置されている場合が多く、シロッコ形とターボ形に分けられます。
シロッコ形は天井埋め込み型換気扇に多くみられ、風量はプロペラ形に劣るものの風の影響を受けにくく音が静かなのが特徴です。
シロッコ形は渦巻状のスクロールケーシングと呼ばれる異なる気流を1つにまとめる装置が必要ですが、ターボ型はスクロールケーシングなしで風を送れるタイプになります。
また、スクロールケーシングに組み込むことも可能で、その場合消費電力を押さえられるため少しでも節電したい方はターボ形を使用しましょう。
斜流ファンはプロペラ型のファンですが、軸流ファンと少し構造が異なります。
後ろから受けた風をそのまま同じ軸に流す軸流ファンと異なり、斜流ファンは後ろから受けた風を斜め方向に流します。
そのため、斜流ファンは軸流ファンと遠心ファンの間をとったファンだといえるでしょう。
最後に横流ファンは、クロスフロー形式と呼ばれる形式をとっており、軸を横断して風を流します。
軸方向に長い送風幅を取れ、サーキュレータによくみられます。
これらのファンを使い分けるには、風圧や風量のほか、建物の立っている環境を考える必要があります。
□まとめ
今回は、換気扇に用いられるファンの種類とその用途をご紹介しました。
ファンにも様々な種類があり、それぞれの環境や用途によって使い分けられます。
飲食店でコロナ対策をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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