二重窓の断熱効果は本当にあるの?|堺市のリフォームパークス
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カテゴリー:リフォームのお悩みあれこれ
リフォームする際に古い窓を再利用する人も多くいますが、新しい窓に変える方がメリットが多いです。
窓の役割の一つは、外からの光を取り入れる採光です。
また、大抵の窓は開閉することができるので換気のためにも使われます。
現代の窓はアルミによるサッシとガラスから構成されていますが、古い窓ほどその性能は今のものと比べると劣ります。
□窓の断熱対策
窓で求められるポイントは採光と換気ですが、窓が建物内部の環境に影響を及ぼすこともあります。
よくある窓の悩みは温度、音、結露の3つです。
ガラスには熱貫流率と呼ばれる概念があり、これは内外の気温が異なる際に、高い温度側から低い温度側に向かって熱が逃げる熱量のことです。
近年の窓ガラスは、この熱貫流率が小さいものがあり、省エネ建材として使われています。
熱貫流率が低いタイプの窓を選べば、どれだけ室内と屋外の温度差があっても熱を逃すのを防ぐ事が可能です。
なお、この温度差が小さくなることによって結露も少なくなります。
また、遮熱加工がされていれば、屋内に侵入する紫外線および赤外線の流入量を減らすことができます。
光には熱エネルギーがありますが、不可視光線の紫外線や赤外線を防ぐことで室内の温度上昇を防ぐことができるのです。
また、ガラスの厚みが大きいほど音を遮る性能に優れ、防音性能が上がりますし、ゴムパッキンなどが新しいものになれば、気密性も高めることも可能です。
近年はさまざまな省エネグッズが売られていますが、これらは耐久性に劣るため、リフォームをして窓を新しいものに交換する方が、費用対効果が優れます。
□二重窓化するリフォーム
一方で新しい窓の設置ではなく、今ある窓を生かして二重窓化するリフォーム方法もあります。
この方法は単純に窓を内側と外側に二枚設置するもので、特に寒さの厳しい地域では屋内の空気の熱が逃げないように、よく使われている方法です。
2枚のガラスを使って空気の層を挟むペアガラスとは異なり、二重窓は窓を2つ設置するのが特徴で、窓のある場所によっては今ある窓の内側に取り付けることができます。
二重窓にするメリットは、断熱性と防音性を高めることが可能だという点です。
断熱性の点から見れば、外側と内側の窓の間に大きな空気の層が作られ、これによって内外の窓を合わせた熱貫流率を下げることができ、空気の温度の移動を少なくすることができます。
また、音というのは空気が振動することで伝わるものです。
1枚のガラスでは防ぐことができない音でも、二重にすることで防ぐことができます。
実際に防音加工されている部屋の窓は二重窓で作られています。
□終わりに
窓の防音対策についてご紹介しました。
ご自身でいくつか防音対策を行ってみて、効果が得られない場合はリフォームを検討してみてもいいと思います。
ここまでブログをご覧いただきありがとうございます。
お悩みの解決にお役立ちできていれば幸いです。
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