コロナで不安な店舗責任者の方に難波の業者が解説!必要換気量の計算方法について
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カテゴリー:コロナ対策リフォームのお悩みあれこれ
コロナウイルスで換気が大切だと分かっていても、どれくらい換気すれば良いのかわからないという方は多いと思います。
実は必要な換気量は計算で導き出せます。
そこで今回は、必要換気量の計算方法について解説します。
□飲食店での必要換気量について
「換気が行われていないくらいで、大した問題は起きないだろう。」とお考えの方はいらっしゃいませんか。
実は、飲食店で換気が行われていないと一酸化炭素中毒になってしまいます。
これは、とても恐ろしい症状であり、最悪の場合死に至ります。
2009年に福岡県のファーストフード店では換気設備が故障してしまい、扇風機で代用していました。
扇風機では十分な換気が行われず、一酸化炭素中毒者が複数人でたという事例があります。
自分の店舗は大丈夫だろうと思わずに、必要な換気量について今一度見直してみてください。
□必要換気量の計算方法
必要換気量はいくつかの計算で簡単に求められます。
*一人当たりの占有面積から計算する方法
まずは、一人当たりが店舗内で占める面積ごとに計算する方法を紹介します。
必要換気量は、店舗の床面積に20をかけて、一人当たりの占有面積で割ると導き出せます。
占有面積が具体的にどれくらいの数値かというと、レストランや喫茶店、料亭などの飲食店では3平方メートルです。
*床面積から計算する方法
次に、床の面積からおおよその必要換気量を導き出す計算を紹介します。
この場合だと、部屋の床面積あたりの換気量に部屋の面積をかける単純な方法で求められます。
床面積あたりに必要な換気量は、おおよそ飲食店で1時間あたり15から30立方メートルです。
いずれの場合も、部屋の空間そのものの広さが異なってしまうので臨機応変に計算手段を使い分けることが必要です。
少しでも現在の換気設備に怪しいと感じた場合は、すぐにダクト工事を行って換気能力の高い設備にしましょう。
また、必要換気量は、室内に発熱量があればあるほど増加します。
焼肉店や中華料理店のように、大きな火を使い、かなりの量の煙を排出する店舗の場合は、熱量も加味して必要換気量の計算を行うと良いでしょう。
不安がある場合は、専門の業者に相談して換気量を判断してもらうと安心できます。
□まとめ
これまで、店舗における必要換気量について、計算方法を解説してきました。
コロナウイルスが流行している世の中であるからこそ、換気に敏感になっている方が多いと思います。
飲食店の方は、ぜひ一度ご自身の店舗の必要換気量を調べてみてください。
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