マンションの保険でお困りの方へ!保険の種類について詳しく紹介します!

マンションで住むことを検討されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。


マンションで暮らす際は、複数の保険に加入するでしょう。


また、マンションの保険は場所によって補償の内容が変化します。


この記事では、加入する保険の種類と加入時に押さえるべきポイントを紹介します。




□マンション購入時に加入する保険について紹介


マンションを購入する際、どの保険を選べばいいかわからない方がいらっしゃるかもしれません。


しかし、事前に保険の内容を知っておけば保険をスムーズに選べるでしょう。


ここでは、マンション購入時に加入すると良い4つの保険について紹介します。


*団体信用生命保険


団体信用生命保険とは、ローンの支払いが残っている状態で死亡してしまったときに有効な保険です。


この保険に加入していると、死亡した際に残っていたローンを保険会社が全額負担してくれます。


保険料は1年目から高く設定されており、民間の保険料に比べてやや高めです。



しかし、万が一死亡しても借金は帳消しにできるので、残された家族の負担を軽減できるでしょう。


また、この保険の加入が住宅ローンを契約するときの条件になることも多いです。


*火災保険


火災保険とは、災害から被害を受けた際に補償される保険のことです。


対象となる災害は火災、風災、雪災、落雷、水災などがあります。




昔は加入が住宅ローンを借りるための条件でしたが、現在は火災保険の加入は任意とするマンションが多いです。


なお、マンションの場合は水災に関する補償がないものが多いため、水災の保険は別で加入する必要があります。


また、ご自身が原因で災害が起きてしまった場合は火災保険から補償がでないという点にも注意が必要です。






*地震保険


地震保険とは、名前の通り地震による被害を補償してくれる保険のことで、火災保険と同時に加入します。



補償対象はマンションの部屋の設備とソファやテレビなどの家財です。



地震保険は他の保険よりも保険料が高く、その割に補償金額が少ないです。


しかし、マンションでは地震の耐久性を表した耐震等級による割引制度があるため、保険料は安く抑えられるでしょう。


また、地震による火災や津波の被害は、火災保険や水災保険では補償の対象に入っていません。


そのため、万が一の備えとして加入される方が多いです。


*賠償責任保険


不慮の事故によって自分以外の人や所有物に損害を与えた場合、賠償金を支払う必要があります。


このような場合に有効なのが賠償責任保険です。


賠償責任保険とは、事故によって第三者へ賠償責任が生じた際に補償する保険のことで、個人用と企業用の2種類が存在します。


マンションを購入する際に関係するのは個人用の賠償責任保険です。


火災保険や水災保険では、ご自身が原因の火災などの補償は行っていません。




これらは災害による被害ではなく、ご自身の過失によるものだからです。


さらに、近くの部屋の方へ被害が及ぶため、賠償金が発生するかもしれません。


そのため、マンションでは賠償責任保険への加入が強く推奨されているのです。


□マンションの保険で押さえておくべきポイント


マンションの保険では適用される場所を理解しておくことが重要です。


保険が適用される場所を理解しておかないと、大きな損失に繋がるかもしれません。


このようなことを防ぐために、マンションの構造と保険の関係について理解しておきましょう。




マンションの構造は専有部分と共有部分の2つに分類されます。


専有部分とは、入居者が購入した部屋全体のことで、部屋の設備や家財が対象です。


個人で保険に加入する場合、マンションでは専有部分だけが補償の対象となるでしょう。


一方で、共有部分とはマンションの管理組合が管理する、入居者全員が共有して使用する部分のことです。


エレベーターや階段、ロビーなどに加えてベランダや窓も共有部分に該当しています。


では、どのような場合に補償が行われるのでしょうか。




今回は、台風によって窓ガラスが割れた状態を例にして考えていきます。


この場合、割れた窓ガラスは共有部分に該当するので、管理組合が加入している保険が適用されます。


しかし、窓ガラスの破片によって家財が傷ついた場合は専有部分による被害なので、適用されるのは個人で加入した保険です。


このように、被害の仕方によって適用される保険が変わるため、補償範囲はしっかりと確認しておきましょう。




また、これらの境界を理解しておかないと、リフォームや修繕でトラブルが起きやすくなります。


そのため、業者の方に相談にこれらの境界を確認してもらい、しっかりと把握しておいてください。


□まとめ


今回は、マンションの保険の種類と押さえておくべきポイントを紹介しました。


マンションでは火災保険、地震保険、団体信用生命保険、賠償責任保険への加入がおすすめです。


加入する際は、補償の範囲が専有部分か共有部分かどうかをしっかりと確認しておいてください。

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