マンションリフォームで注意したい色合いについて!

マンションリフォームを行うときに、色合いに悩んだ経験のある人はいますか?


色は部屋の雰囲気を作るだけでなく、心理的効果や視覚的効果もあり影響力は絶大です。


毎日過ごす家なので、自分に適した色を選ぶことで生活の質を向上できます。


そこで、今回はリフォームを行うときの色の選び方について解説します。




□色の割合から考えるリフォーム時の色選び


色の組み合わせとして、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3種類の色を意識すると良いと言われています。


まず全体の基本になるベースカラーを決めます。


ベースカラーを全体の6~7割にするのがおすすめです。



この配分によって部屋の印象が変化します。


床や天井などをベースカラーに当てましょう。


次に部屋のテーマカラーになるメインカラーを決めます。


メインカラーの配分は2~3割にします。


ソファー、カーテンなどの家具をメインカラーにしましょう。


最後に差し色になるアクセントカラーを決めます。


差し色なので、1割程度が良いです。

 


小物やクッションなどをアクセントカラーに当てましょう。


アクセントカラーはアクセントの役割を果たすので、鮮やかな色を選ぶと良いです。


ベースカラーやメインカラーと反対の色や類似色を選ぶと、仕上がりが良くなります。



□各色の与える心理的効果と視覚的効果とは


色が人間にもたらす効果は心理的効果と視覚的効果の2つがあります。



面積の広い壁やカーテンなどの色を決めるときは、好きな色という決め方だけでなく心理的・視覚的な観点からでも選択できるように頭に入れておきましょう。


インテリアだけでなく、服装や持ち物に応用するのも良いですね。


暖色系は暖かさを連想させ、体温を上げる効果があり、一方で寒色系は涼しさを連想させ、体温を下げる効果があると言われています。


暖色系と寒色系の特徴を踏まえた上で部屋におすすめの色を紹介します。


自分の好きな色はどんな効果があるのか確認してみてください。


1つ目は赤です。


情熱を表す色で、意欲的な気分にする効果があります。


キッチンや子供部屋に使いましょう。


2つ目は青です。


心を落ち着かせて、集中を高める効果があります。


寝室や勉強部屋に使いましょう。



3つ目は緑です。


リラックス効果やリフレッシュ効果があります。


リビングやバスルームに取り入れましょう。





4つ目は黄です。


脳に刺激が加わり、神経から集中できる色です。


鮮やかなものを差し色として、ポイントに加えると良いです。


小物に取り入れてみましょう。


5つ目はオレンジです。


食欲をかき立てたり、楽しい気分にしたりする色と言われています。


ダイニングやキッチンに取り入れると良いでしょう。



季節によって、色を変化するのもおすすめです。


暖色系を冬に使ったり、寒色系を夏に使ったりすることで体温調整にも効果的です。


環境が変わったときに、心機一転してインテリアの色を変えるのも良いですね。


□フローリングの色合いの種類と部屋の印象の関係性


インテリアの色の組み合わせはベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3つと紹介しました。


フローリングは、3つのうちのベースカラーにあたります。


床なので壁紙のように色の選択肢は多くありませんが、部屋の大部分を構成するので部屋の印象に大きく影響します。


フローリングに使われる主な色と、その効果を紹介します。



自分が作りたいインテリアにはどれが合うかを意識しながら、見ていきましょう。


1つ目は白系です。


白は空間を広く見せる効果があります。


どんな色と組み合わせても、バランスを取れるので他のインテリアの邪魔になりません。


白系のデメリットは、キズや汚れが目立ってしまうことです。


2つ目はグレー系です。


グレー系は全体に落ち着いた印象を与えます。


書斎のような大人の雰囲気をもつインテリアと合わせると、素敵な空間を演出します。


ただ、掃除を頻繁に行わないと、水やホコリの汚れが目立ってしまうので注意しましょう。


3つ目はベージュ系です。


ベージュといっても、木肌と似たような色合いで部屋に明るさや暖かさを加えます。


白系と同様に、どんな色と合わせても自然に調和します。


一方でフローリングとしては、あまりに普通なので面白みがないと感じる人もいるでしょう。


ベージュを用いる場合は、部分的に工夫を加えていくと良いですね。


4つ目はブラウン系です。


ベージュ系とダークブラウン系の中間に位置します。


ベージュ系は薄すぎて、ダークブラウンは濃すぎると感じる場合はブラウン系を活用しましょう。



5つ目はダークブラウン系です。


ダークブラウン系はチョコレートのような色をしており、高級感や落ち着きをもたらします。


グレー系と同様にホコリが目立ったり、部屋が狭く感じられたりするので注意しましょう。


6つ目は木目です。


木目は自然にいるような気分になり、心を落ち着かせてくれます。


薄い色合いであれば優しい雰囲気を作り、濃い色合いであれば大人っぽい空間を演出します。


□まとめ


今回はリフォームを行うときの色選び、色の与える効果、フローリングの色合いについて解説しました。


部屋のインテリアはさまざまな面で自分に影響を及ぼすので、意識して過ごしましょう。


リフォームを行うときは、今回紹介した色の効果を参考にしてみてください。





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