マンションで地震保険に入る意味は?その疑問に答えます!
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カテゴリー:リフォームのお悩みあれこれ
日本は地震大国と言われるぐらい地震が多いですよね。
「地震保険」が存在するほどです。
この保険に加入している方のほとんどは一戸建てにお住まいの方ではないでしょうか?
しかし、マンションにお住まいの方でも加入する事には意味があります。
今回は、皆さんに地震保険の特徴とマンションでも加入する意味を詳しく説明します。
目次
□地震保険の特徴とは?
地震保険の特徴として、次の5つがあります。
1.必ず火災保険とセットで加入しないといけない
2.どの保険会社でも料金、補償内容は同じ
3.保険金額には上限がある(家財は5000万円、建物は1000万円)
4.噴火、津波が原因の場合も補償可能
5.地震保険料は、全損(100%)、半損(50%)、一部損(10%)で決められる
□マンションの場合は?
マンションに住んでいて、地震保険に入る場合は次の特徴があります。
*マンションには専有部分と共有部分がある
専有部分は、壁、天井、フローリングを指します。
また、共用部分は入口、廊下、屋上、階段、エレベーターです。
両方とも保険対象です。
しかし、共有部分は管理組合が加入している場合があるので、検討している方は一度確認しておきましょう。
共有部分と専有部分の損害を認定する際の基準は同じです。
ただし、共有部分が全損なら専有部分も全損です。
ベランダ、窓ガラス、玄関扉は個人が契約する地震保険では補償外になるので、注意してください。
*専有部分の契約金額の評価基準
評価基準は2つあります。
壁の内側から見る、「上塗基準」と隣の部屋との壁の中心線から見る、「壁芯基準」です。
上塗り基準だと、壁の外側は共有部分です。
そのため、壁芯基準より契約金額が安いです。
一度マンション規約と保険の契約内容をきちんと確認してください。
*家財が補償に認定されやすい
上の階ほど地震の揺れが激しい傾向です。
その結果、部屋の電気器具や家具の破損が大きいです。
家財は家電類や家具類などに分類され、パーセントで被害度を表します。
その合計が80%以上なら全損、30%以上なら半損、それ以下は一部損と3段階で評価しています。
建物自体に損害が出なくても、家の中の物は破損しやすいので保険に入っておくと安心ですね。
*建物の補償は構造部分だけ!
構造部分とは建物の壁、柱、床。
もしエレベーターが動かなかったり、窓ガラスにひびが入ったりしても損害と見なされないので、注意しましょう。
□まとめ
以上、地震保険の特徴と、マンションでも保険に入る意味を説明しました。
マンションにお住まいの方でも地震保険に加入していれば安心ですね。
ただし、地震保険はもちろん強制ではありません。
上記に説明した内容を確認して、申し込むかは自分で選択してください。
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