オフィスのコロナ対策のために!必要な換気回数を紹介します!

コロナウイルスの蔓延により、日々の暮らしが大きく変化していますね。


オフィスや店舗では、以前より積極的に換気に取り組んでおられると思います。


しかし、本当に効果的な換気の仕方はご存知でしょうか。


そこで今回は、コロナ対策に必要な換気回数について詳しく解説します。



換気回数とは?


換気回数とは居室内へ供給される、あるいは排出される空気量を居室の容積で割ったものです。


例えば、部屋の容積が180立方メートルのオフィスに対して、1時間当たり90立方メートルの空気の入れ替えを行う換気設備を備えていた場合、そのオフィスの換気回数は「0.5」です。


換気回数の単位は一般的に1時間当たりで表され、非住宅系で0.3以上、住宅系では0.5以上が必要であると、建築基準法によって定められています。





コロナ対策に有効な必要換気回数とは?


はじめに「必要換気量」と「必要換気回数」の求め方を説明します。


必要換気量とは、必要な床面積当たりの換気量と部屋の面積を、掛けて求められます。


この必要換気量を部屋の容積で割ったものが、必要換気回数と呼ばれます。



まとめて式で表すと、


「必要換気回数=必要な床面積当たりの換気量×部屋の面積÷容積」


となり、この数値に従って部屋を適切に換気しましょう。


現時点の情報では、コロナのような飛沫による感染症への対策として有効な必要換気回数は2.0である、と厚生労働省が発表しています。


すなわち、「1時間に2回窓を開けて空気を入れ替えましょう」ということです。



この数値はあくまでも参考値であり、確実に感染を防げるかは今のところ不明な点と、この必要換気回数はその部屋にいる人数によって変動する点があるため、この回数を満たしていても注意を怠ってはいけません。


そして、換気設備を補強することで、必要換気量を増やすことが可能です。



換気設備は常に一定の空気を排出しているため、感染症予防の手助けをしているという訳です。


感染症対策としての換気設備に不安がある店舗の方には、補強換気工事を考えてみてはいかがでしょうか。


規模にもよりますが、基本的に換気補強工事は国の助成金の金額内で工事を行えます。


緊急事態宣言明けて、これまでのようにお客さんに来てもらうために必要な工事になるかもしれません。



まとめ


換気回数と、コロナウイルスに有効な換気の方法をご紹介しました。


今現在コロナウイルスはいつ終息するのか分からない状態です。


これを機に、オフィスや店舗の換気状況を見直して、より快適な室内を維持しましょう。




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