飲食店こそコロナ対策を!空調設備の基礎知識を紹介!
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新型コロナウイルスの影響により、全国の飲食店の売り上げが激減しています。
おそらく緊急事態宣言があけても、ウイルス感染への不安が残ることでしょう。
そこで、少しでもお客さんの不安を解消するために、空調設備を見直す飲食店が増えています。
今回は、そんな空調設備の基礎知識をご紹介します。
□空調設備の種類と特徴とは?
飲食店といった広い店舗は、普通のエアコンでは空気が循環しきらず、また熱や煙が発生するため大がかりな空調設備が必要です。
そして、空調設備と言っても3つに分類でき、それぞれ特徴やメリットが異なります。
*天井埋め込みカセット形
天井内に埋め込まれているため、すっきりとした見た目です。
吸い込み口と吹き出し口が一緒で、配管類も天井裏に収納されています。
このタイプの中でも、さらに、4方向カセット形、2方向カセット形、1方向カセット形と、吹き出す方向の数によって分けられます。
4方向カセット形は全方向に満遍なく空気を送れるため、空気の循環に向いていますね。
*ダクト形
ダクト形も、本体は天井内に埋め込まれています。
しかし、カセット形とは異なり吸い込み口と吹き出し口が分かれているため、温度調節の自由なアレンジが可能です。
吸い込み口と吹き出し口はそれぞれダクトによって本体とつながっており、スポット的にその場所を冷やしたり、暖めたりできます。
飲食店だと、「厨房は冷やして、客席は暖める」といった場面が一番イメージしやすいのではないでしょうか。
実際に、飲食店では、このダクト形が最も多く採用されています。
*露出設置形
空調設備がむき出しになっている分、デザイン性は上の2つに劣りますが、設置しやすいというメリットがあります。
工事費を抑えられることや掃除が楽な点も、メリットの1つです。
さらに露出設置形は、天井吊り形、壁掛け形、床置き形の3つに分類できます。
レストランやカフェで天井を見上げると、むき出しのエアコンがみえることありませんか。
あれがいわゆる天井吊り形の空調設備です。
壁掛け形は、一般的な住宅のエアコン、床置き形は冬のストーブなどが当てはまります。
□まとめ
空調設備の基本的な内容をご紹介しました。
それぞれメリットや導入に向いている建物が異なるため、空調設備をお考えの方は、自分の店舗にどれが向いているのか、参考にしてみてください。
また、コロナ対策として補助換気工事を検討されている方は、早めに当社までご連絡いただけましたら幸いです。
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