コロナ対策

家庭用エアコンではコロナ対策のための換気効果がない!?

家庭で十分にコロナ対策を行えているでしょうか。


家庭で特に重要な対策は、換気を行うことといえるでしょう。


しかし、正しい知識をもって適切な方法で換気を行わないと、効果が激減してしまいます。


今回は、家庭で行うコロナ対策として、換気効果を上げるための注意点を解説します。




家庭で換気する際の注意点とは?


コロナ対策のために、「密閉」「密集」「密接」の3密を防ぐことが、現在求められています。


その中でも、家庭で気を付けるべきなのは「密閉」であり、換気を行うことで対策できます。


まずは、換気をする際の注意点について解説しましょう。



1つ目は、換気時間と回数についてです。


1時間に510分程度を目安として、できるだけ頻繁に行うようにしましょう。


3時間ごとに20分間換気を行うより、1時間ごとに5分間行った方が効率的だからです。


2つ目は、換気口についてです。


部屋の壁や天井についている換気口は、汚れた部屋の中の空気を排出し、外の空気を入れて新しい空気を循環させる設計になっています。


しかし、暑さや寒さに耐えられず換気口を閉じて、換気効果が低下してしまっている家庭も多いことを押さえておきましょう。


換気口が閉まっていると、知らない間に空気の汚れが溜まってしまいます。



3つ目は、空気の通り道を意識することです。


窓を開けて換気する場合は、対角線にある窓を2カ所開けるようにしましょう。


もし、対角線上に空気の通り道を作れない場合は、扇風機や換気扇を両方使用して対処してください。




4つ目は空気清浄機の効果についてです。


通過する空気量が換気量に対して少ないため、コロナ対策に効果があるかは不明であるとされています。


そのため、空気清浄機のみに頼るのではなく、換気も行いましょう。


エアコンは換気効果がないの?


エアコンは、部屋の中の空気を取り込んで、その空気の温度を調節して部屋の中に戻すというシステムになっています。


つまり、空気の循環しか行っていないため、コロナ対策のためには別途換気することが必要です。


冷暖房効率は下がってしまいますが、窓を開けるか、換気システムを運転するようにしましょう。




まとめ


換気の際の注意点と家庭用エアコンの換気効果について紹介しました。


コロナに関して様々な情報が飛び交う中で、正しい知識をもって適切な方法で対策を行うことが特に重要です。


そのため、この記事を参考にして適切な換気を行っていきましょう。

 

ガラリとは?飲食店でコロナ対策をするなら必見です!

今年はコロナウイルスが大変な騒ぎになっていますが、その対策として換気が大切であることは皆さんもご存知だと思います。


最近の飲食店では感染リスクを抑えるために、ドアを開けているところもあります。


しかし、季節的にドアを開けて営業するのが厳しいこともありますよね。


今回は、ガラリとは何なのかを解説します。




ガラリはとても重要な役割を果たしている


換気という言葉を聞いてまず思い浮かべるのが換気扇ですが、換気扇以外にも換気の役割を果たすものがガラリです。


ガラリはキッチンや浴室、換気扇の開口部に取り付けられていることが多く、空気の通り道を作る役割を持っています。

 



家のどこかに空気が通る隙間が空いていた昔と異なり、現在は断熱性や耐震性を考慮して気密性の高い建物が増えたため、そういった建物では換気扇だけでの換気が十分に行われません。


空気の通り道であるガラリを設置することで、換気扇が外に空気を出した分新しい空気を取り入れられます。


また、換気扇がない部屋ではドアや窓を開けて換気を行うこともありますが、その場合悪天候の中では外から雨や雪が入ってくるため換気を行うことができません。


ガラリは雨が入らないよう空気の出入り口を自由に動かせる設計になっているため、設置することで天候を気にせず換気を行えます。




さらに、ドアや窓を開ける必要がなくなるということは、部屋の中をみられるというリスクがなくなり、防犯対策にも繋がります。


換気が十分に行われていない部屋や家は、様々な病気なリスクも高まります。


最近ではコロナウイルスが特に注目されていますが、その他にも一酸化炭素中毒やハウスダストといった病気も誘発してしまうでしょう。


そのようなことも考えると、ガラリは室内を快適に保つためにとても重要な役割を担っています。

 

 


ガラリには自然給排気・強制給排気の2種類がある


ガラリの形には様々な種類がありますが、種類は大きく2つに分かれます。


1つ目は、自然給排気と呼ばれ、室内と外の気圧の差を利用して換気を行うタイプがあります。


こちらは虫の侵入を防ぐための網が標準搭載されているため、外から虫が入ってくる心配はありません。



2つ目は、強制給排気と呼ばれ、換気扇を用いて換気を行うタイプがあります。


換気扇を用いるため、機械排気と呼ばれることもあります。


こちらは開口面積を大きくとって大きな空気の流れを取るため、家全体や大きな部屋を一気に換気したい場合はこちらを使いましょう。




ガラリに設置してあるフィルターは汚れることを前提としているため、取り替え用のフィルターが売っており簡単に取り替えられます。


無理に掃除をするのではなく交換することで綺麗な空気を取り入れられる環境を保ちましょう。


まとめ


今回はガラリとは一体どういうものかをご説明しました。


ガラリは空気の通り道を作るだけでなく、防犯対策にもなります。


飲食店でコロナ対策をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。





飲食店でコロナ対策を考えている方へ!換気扇に用いられるファンにも種類があります!

飲食店を経営されている方の中にも、コロナウイルスの影響でお店の換気を見直そうとお考えの方は多いのではないでしょうか。


しかし、自分の店はどのように変えれば良いかわからないですよね。


実は換気扇のファンにも種類がいくつかあるのをご存知でしょうか。


今回は、換気扇に使われるファンの種類と用途をご紹介します。




換気扇に用いられるファンは実は4種類ある


換気扇は様々な場所に設置されますが、その場所によって取り付けられるファンが変わります。


最近ではデザインや性能が進化しており、軸流ファン、遠心ファン、斜流ファン、横流ファンの4つに分かれていることを知っておきましょう。


軸流ファンは一般的なマンションや戸建ての建物に設置されているプロペラ状のファンで、構造がシンプルなため価格が安価であることが特徴です。



風が強く当たる場所ではファンが回る力が増すため効果を存分に発揮しますが、風当たりが弱い地域や住宅が密集している場所では風の影響を受けにくくなるため高層ビルやマンションではおすすめできません。


遠心ファンは比較的新しい建物に設置されている場合が多く、シロッコ形とターボ形に分けられます。



シロッコ形は天井埋め込み型換気扇に多くみられ、風量はプロペラ形に劣るものの風の影響を受けにくく音が静かなのが特徴です。


シロッコ形は渦巻状のスクロールケーシングと呼ばれる異なる気流を1つにまとめる装置が必要ですが、ターボ型はスクロールケーシングなしで風を送れるタイプになります。


また、スクロールケーシングに組み込むことも可能で、その場合消費電力を押さえられるため少しでも節電したい方はターボ形を使用しましょう。


斜流ファンはプロペラ型のファンですが、軸流ファンと少し構造が異なります。



後ろから受けた風をそのまま同じ軸に流す軸流ファンと異なり、斜流ファンは後ろから受けた風を斜め方向に流します。


そのため、斜流ファンは軸流ファンと遠心ファンの間をとったファンだといえるでしょう。


最後に横流ファンは、クロスフロー形式と呼ばれる形式をとっており、軸を横断して風を流します。


軸方向に長い送風幅を取れ、サーキュレータによくみられます。


これらのファンを使い分けるには、風圧や風量のほか、建物の立っている環境を考える必要があります。





まとめ


今回は、換気扇に用いられるファンの種類とその用途をご紹介しました。


ファンにも様々な種類があり、それぞれの環境や用途によって使い分けられます。


飲食店でコロナ対策をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。




OAやSAとは何の略称なのか?飲食店でコロナ対策をしたい方へ!

最近流行しているコロナウイルスの影響でお店の換気を意識的にするようになった、という飲食店も多いのではないでしょうか。


しかし、空調機能が万全でないとちゃんと換気出来たかどうか不安になりますよね。


今回は、用途別ダクトの名称と用途をご紹介します。


飲食店でコロナ対策をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。


下記はリフォームパークスでの飲食店様への高機能換気設備を導入したリフォーム事例です。

リフォーム事例「補助金を活用した高機能換気設備工事」


□OASAはダクトの分類である


用途別ダクトには種類が様々あり、11つ名前が長いため略してアルファベット2文字で表記されます。


また、用途によっていくつかの分類に振り分けられるため、それぞれを理解するために略称の意味を知っておくと良いでしょう。


1つ目は、空調ダクトです。


空調ダクトに当てはまる略称はSARAと呼ばれています。


SAは「Supply Air」の略で、空調機から屋内へ空気を供給することからこう呼ばれています。

環境省推奨 高機能換気設備 SKU-35AC


日本語では給気と呼ばれていることも覚えておくと良いでしょう。


RAは屋内から空調機へ空気を取り入れ、綺麗にしたものを循環させることから「Return Air」と呼ばれています。


日本語では、換気と表されます。




空調ダクトは主に空気を入れ替えることで室温を一定に保ちながら、部屋の空気を常にきれいにする役割を果たすため、工場など空気がこもりやすい場所に設置しましょう。


2つ目にご紹介するのは外気取り入れダクトです。



外気取り入れダクトは屋外から空気を取り込むということから「Outdoor Air」、もしくは「Outside Air」と呼ばれ、OAと略されます。


外気取り入れダクトは自然に空気をと取り込む自然給気と、強制的に空気を取り込む強制給気の2種類があり、目的に応じて負圧や正圧の状態に保てることを知っておきましょう。


負圧とは室内の気圧が外よりも低い状態を指します。


空気は気圧の低い方へ流れ込む性質があるため、室内に入った空気が止まることはありません。

施工後の様子④:来たお客さんを美味しい笑顔で幸せにする厨房が完成しました。

 


トイレや厨房など匂いがこもりやすい場所に設置しましょう。


一方で、正圧とは外よりも気圧が高い状態を指します。


気圧が高いため空気が入らず、菌やホコリといった汚れが入りません。


余計な外気に触れさせたくない、手術室や無菌室などは正圧の状態にしておきましょう。


最後にご紹介するのは、排気ダクトです。


排気ダクトは外に空気を出す役割を持っており、外に出すという意味を持つ「Exhaust」という単語を用いてExhaust AirEAと略して呼ばれます。


排気ダクトは家庭用と業務用の2種類があり、有機溶剤や臭気が発する場所に設置するようにしましょう。


まとめ


用途別ダクトの名称と用途をご紹介しました。


それぞれの用途に合わせて設置することをおすすめします。


コロナ対策をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。


 

オフィスの空気が悪い原因はなに?原因を知ってオフィスでコロナ対策をしましょう!

コロナ対策として空調設備を見直す会社が増えています。


そうでなくとも、「オフィスで長時間働いていたら、頭が痛くなってきた」「同じ空気ばかりで気分が悪くなった」といった経験をされたことはないですか。


それはオフィスの空気が汚れているサインです。


これを機に、オフィスの空気が悪い原因を知って、その対策を立てましょう。




オフィスの空気が悪い原因とは?


オフィスの空気が汚れる原因は主に4つあります。


1つ目は、一酸化炭素や二酸化炭素の増加です。


これらは人的に発生するものであり、呼吸をするだけで発生してしまうためどうしようもありません。



きちんと定期的な換気を行いましょう。


2つ目は、建物から発生する化学物質です。


アスベスト、オゾン、ラドンなどが有名です。


これらの物質を吸い込み、肺がんといった重症化に至るケースが報告されており、現在は使用を禁止されています。


体調に異変を感じたときは、化学物質によるものではないか、という疑いも視野に入れて速やかに病院にいきましょう。




3つ目は、車の排気ガスです。


日本の大気汚染の状況は昔に比べて大きく改善されていますが、都市部や交通量の多い道路前などは空気が悪い可能性が高いです。


このような環境にオフィスを構えている会社は、窓を開けて換気を行うのではなく、空調設備を有効利用して空気を入れ替えましょう。




最後に紹介する原因は、香水やにおいの強すぎる柔軟剤による空気汚染です。


最近では、このように香りやにおいに関しても空気を悪くする原因だとみなされています。


過剰なにおい付けは他のワーカーの生産性を妨げる場合があるため、心当たりのある方は気を付けましょう。



オフィスの空気が悪いとどうなるの?


空気が悪いままだと、以下のように、人体にさまざまな影響が出てきます。


・アレルギー疾患になる


・呼吸器系の病気になる


・感染症が広まりやすくなる


・やる気や集中力が低下する


これらの人的影響は、会社の業績が下がりかねない重大なものです。


何か異変を感じたら、上司に報告してすぐに改善しましょう。


建物による化学物質の発生以外は、すべて換気対策を行うことで緩和できるため、換気設備の見直しを行うことをおすすめします。



まとめ


新型コロナウイルスとの戦いは、長期戦が見込まれています。


今のうちにオフィスの空調を見直して、コロナ対策を万全にしておきましょう。


換気量が不十分である場合には、補助換気工事をご提案します。


新鮮な空気を取り入れて、悪い空気を外に逃がすサポートをしてくれます。





家庭でコロナ対策を徹底するために換気方式を知りましょう!

コロナ対策で、今まで以上に換気に気を使うご家庭が増えたのではないでしょうか。


家に設置されている換気方式には様々な種類のものがあります。


より効果的に換気を行うために、どういった方式があるのかをご紹介します。



換気方法の特徴とは?


1つ目は、排気型換気システムです。


窓を開けるなどして給気を自然換気で行い、送風機を用いて排気を機械換気で行う方式のことを指します。


送風機の能力が高いため、計画的に換気できるのが魅力です。


しかし、新鮮な空気が外から直接入ってくるので、換気過剰になると寒くなったり、冬場は乾燥したりすることに注意しましょう。



2つ目は、デマンドコントロール型です。


一定量換気するのではなく、換気のニーズに合わせて頻度と量を自動で調整する方式のことを指します。


温度の変化に合わせて給気口を開閉することで、調整しています。


必要以上の換気をしないため、エネルギーを節約したり、冬場に乾燥することを防げたりできるでしょう。





3つ目は、熱交換型換気システムです。


給気も排気も機械換気で行う方式で、熱交換が行えるため、全館冷暖房システムを入れたい場合に必要です。


熱交換で捨てる熱を回収しているので、外気の予熱機能があり、省エネにも効果があります。


これらの効果を十分に発揮させるために、フィルターや給気ダクトのメンテナンスに十分に注意しましょう。



4つ目は、パッシブ換気です。


給気も排気も自然換気で行う方式のことを指します。


送風機を使わないため、余分なコストがかからず、機械音やメンテナンスに悩まされないというメリットがあるでしょう。


この方式では、外から取り込んだ空気を床下で温めて、空気を部屋全体で動かすことで換気を行っています。


最終的に、空気はハウスダストや有害物質を含みながら、上昇して煙突から出ていきます。




床下暖房を採用しているので、暖房器具なしでどこにいても暖かく過ごせます。


しかし、高い気密性がありパッシブデザインであるという条件が必要なため、気軽に導入できないということに注意しましょう。


5つ目は、ダクトレスタイプです。


これは、換気基準法を守るための最低限の設備を備えた方式です。


安価であるのが最大のメリットですが、換気が安定せず、風で逆流するというリスクがあります。


喫煙所等の局所的な換気には良いですが、家全体を喚起するにはこの方式だけでは不十分でしょう。



まとめ


換気方式にはそれぞれに特徴があることをご紹介しました。


自分の家庭がどの換気方式を理解して行えば、より高い換気効果が期待でき、コロナ対策につながるでしょう。


安全で快適な暮らしを過ごせるように、徹底的に換気を行いましょう。




コロナ対策のために飲食店の換気の効率を上げる方法を紹介!

飲食店を経営されている方で、コロナ対策に頭を悩ませている方はいらっしゃいませんか。


多くの店舗で換気を徹底されていると思います。


しかし、ただ換気をするだけでなく、効率の良い換気を行っている店舗はまだまだ少ないです。


そこで今回は、周りと差をつける効率の良い換気の仕方をご紹介します。




換気のコツを3つご紹介!


*窓と換気扇を併用する


1つ目は換気扇の使い方のコツです。


換気というと、窓を全開にして一気に空気を入れ替えるイメージが強いかもしれません。


しかし、風が弱い日やまったく吹いていない日に、それをしても換気性能が低下するだけです。


こんな時は換気扇を有効的に活用しましょう。



ただ単に換気扇を回すのではなく、換気扇を空気の「入口」として使います。


さらに、窓は1つだけ開けてそこを「出口」とします。


その結果、空気の循環を作り、より効率よく空気を入れ替えられます。




*ダクトを清掃する


ダクトとは、空調設備における導管のことを指します。


飲食店ではこのダクトを用いた換気設備が多いのではないでしょうか。


ダクトが汚れていると、清浄な空気の入れ替えを妨げるばかりでなく、ダクト自体がダニやカビの温床になってしまいます。


最悪の場合、溜まったホコリに熱い空気が引火して火事に発展する恐れもあります。


個人でダクトの清掃をすることは難しいときは、清掃業者に頼みましょう。




*こまめに網戸を清掃する


網戸は直接外気に触れる部分であるため、汚れやすいです。


そうすることによって、天気が良い日には窓から新鮮な空気を取り込めます。


個人でも簡単に清掃できるため、こまめに行って清潔な状態を保ちましょう。


定期的な点検も欠かせません


換気設備は機械ですから、必ず定期的な点検を行いましょう。


必要な換気量を維持できているか、故障していないかを確認することで、より効率的な換気ができます。


飲食店などの大規模な換気設備は、業者でないとチェックできない部分もあります。



点検のついでに清掃もしてもらったら、空気の循環も改善されて一石二鳥ですね。


また、換気設備のファンやモーター部分は特にしっかり見てもらい、異常音があったり、変な熱を持っていたりしたら、すぐに部品を交換することをおすすめします。


まとめ


効率の良い換気の仕方を、ポイントごとに紹介しました。


コロナがいつまで長引くか、想像がつきませんが、今はしっかりとできる対策を行って終息するのを待ちましょう。


当社では補助換気工事を行っており、店舗やオフィスの換気量改善のお手伝いしています。


何か気になることありましたら、お声掛けください。





飲食店こそコロナ対策を!空調設備の基礎知識を紹介!

新型コロナウイルスの影響により、全国の飲食店の売り上げが激減しています。


おそらく緊急事態宣言があけても、ウイルス感染への不安が残ることでしょう。


そこで、少しでもお客さんの不安を解消するために、空調設備を見直す飲食店が増えています。


今回は、そんな空調設備の基礎知識をご紹介します。



空調設備の種類と特徴とは?


飲食店といった広い店舗は、普通のエアコンでは空気が循環しきらず、また熱や煙が発生するため大がかりな空調設備が必要です。


そして、空調設備と言っても3つに分類でき、それぞれ特徴やメリットが異なります。



*天井埋め込みカセット形


天井内に埋め込まれているため、すっきりとした見た目です。


吸い込み口と吹き出し口が一緒で、配管類も天井裏に収納されています。


このタイプの中でも、さらに、4方向カセット形、2方向カセット形、1方向カセット形と、吹き出す方向の数によって分けられます。


4方向カセット形は全方向に満遍なく空気を送れるため、空気の循環に向いていますね。



*ダクト形


ダクト形も、本体は天井内に埋め込まれています。


しかし、カセット形とは異なり吸い込み口と吹き出し口が分かれているため、温度調節の自由なアレンジが可能です。


吸い込み口と吹き出し口はそれぞれダクトによって本体とつながっており、スポット的にその場所を冷やしたり、暖めたりできます。


飲食店だと、「厨房は冷やして、客席は暖める」といった場面が一番イメージしやすいのではないでしょうか。


実際に、飲食店では、このダクト形が最も多く採用されています。







*露出設置形


空調設備がむき出しになっている分、デザイン性は上の2つに劣りますが、設置しやすいというメリットがあります。


工事費を抑えられることや掃除が楽な点も、メリットの1つです。


さらに露出設置形は、天井吊り形、壁掛け形、床置き形の3つに分類できます。


レストランやカフェで天井を見上げると、むき出しのエアコンがみえることありませんか。



あれがいわゆる天井吊り形の空調設備です。


壁掛け形は、一般的な住宅のエアコン、床置き形は冬のストーブなどが当てはまります。


まとめ


空調設備の基本的な内容をご紹介しました。


それぞれメリットや導入に向いている建物が異なるため、空調設備をお考えの方は、自分の店舗にどれが向いているのか、参考にしてみてください。


また、コロナ対策として補助換気工事を検討されている方は、早めに当社までご連絡いただけましたら幸いです。




オフィスのコロナ対策に役立つ!排気工事のポイントとは?

コロナウイルスの話題でTVは連日持ちきりですね。


みなさまのオフィスのコロナ対策は万全でしょうか。


換気をしっかり行って、ウイルスをオフィスに滞在させないことが感染拡大防止を手助けします。


そこで今回は、コロナ対策に役立つ排気工事のポイントをご紹介します。





排気工事には種類がある


排気工事は、設置する給排気設備によって3種類に分けられます。


*壁面に穴をあけて、そこに直接換気扇を取りつけるタイプ


一般的な住宅に多く見られるタイプですね。


もしかすると一部のオフィスでもこのタイプを採用されているかもしれません。


最もシンプルで工事料金が安価ですが、周囲に住宅やオフィスが密集している場所では禁止されていることもあるため注意しましょう。


また、普及率は3つの中で最も高いです。





*天井に排気ダクトを設置して、内部の換気扇によって別の場所に排気するタイプ


工事段階で排気場所を自由に設定できるため、周囲の建物への影響を最小限に抑えられます。


1つ目のタイプよりコストはかかりますが、排気の多い飲食店には多く採用されています。


レストランやショップなどで、ダクトが天井に露出しているのをご覧になったことはありませんか。


あのようなダクトを用いておしゃれさを演出している飲食店も増えています。



*ダクトを使って屋上まで排気を引き上げるタイプ


このタイプはビルやオフィスなど比較的大きな建物で用いられています。


このタイプの1番のポイントは、屋上から排気するため、周辺環境に関係なくどの建物にも設置可能な点です。


しかし、3つの中で最もコストがかかる設備であるので注意しましょう。


このように、排気工事と言ってもさまざまな種類があり、それぞれメリットや特徴が異なります。


その建物にどの排気工事が適切なのか見極める必要があるため、業者に質問してみても良いかもしれません。



また、コロナ対策として換気量の増強を検討されている方は補助換気工事がおすすめです。


オフィス内の空気循環量を増やして、空気の入れ替えを行ってくれます。


先日高機能換気設備に関しては、設置すると国からの補助金が支給されることが発表され、より工事しやすくなっています。



まとめ


コロナウイルスの終息の時期について噂されていますが、いずれにしても長期的な戦いが見込まれることは確実です。


特にオフィスなどといった密閉空間にいるときは、換気対策を積極的に行い、みんなで力を合わせて感染拡大を防ぎましょう。


飲食店をコロナ対策したい!基本的な給排気の仕組みは知っていますか?

連日のように、コロナ対策への報道がされています。


なかでも換気の重要性が注目されていて、現在多くの飲食店が換気対策に力を入れていますね。


しかし、換気の仕組みについて詳しく知っている方はあまりいないのが実情です。


そこで今回は、換気の基本である給排気の仕組みについて分かりやすく解説します。



給排気の仕組みとは?


給気とは、外から新鮮な空気を屋内に取り込むことを指し、その一方で排気は、屋内の空気を外に排出することを指します。


そして、この給気と排気を合わせて給排気と呼びます。



給気には、空調設備による給気と自然給気の2種類があり、空調設備による給気は外部との温度調節を行って給気します。


自然給気は外部からそのまま空気を取り込むだけで、温度調節はできません。


例えば、窓や扉を開けて空気を入れることは自然給気に当たります。



一方で、空調設備による給気は、天井に給気口を取りついている場合が多く、送風機(ファン)によって空気が入ってきます。


中には、送風機(ファン)が温度を検知して自動的に動くタイプの設備があることをご存知ですか。


環境にも優しいエコな仕組みだと評価されていて、環境省からも導入を推奨されています。


排気は、一般的に排気ダクトのように、排気設備を用いて行われます。


排気口を用いて自然に空気を入れ替える自然排気もありますが、飲食店といった大量に排気が発生する店舗ではあまり見られません。


ちなみに、排気ダクトとは排気が通る導管のことです。



イメージしやすいのは、厨房内にあるコンロ上部のレンジフードからの排気ではないでしょうか。


調理によって生じた煙やにおいは、フードによって集められて効率的に外に出されています。


このような仕組みで給排気は行われています。


飲食店では、給気も排気も機械で行われることがほとんどで、その設備もまたダクトを用いて大規模に行われます。



給排気には注意点があります


給排気をすることによって、ガスの燃焼に必要な空気を補充して、生じたガスは外に追い出されます。


給排気設備に問題があると、屋内にガスがたまって不完全燃焼がおこり、最悪の場合は一酸化炭素中毒になってしまう可能性もあります。


定期的に設備の点検を行い、安全な状態で作業しましょう。



まとめ


給排気の基本的な仕組みについて解説しました。


コロナ対策として換気や給排気が注目されている今、店舗の設備を見直してみてはどうでしょうか。


換気量の不足があった場合には、補助換気工事によって改善できます。


店内の換気量を増やして、コロナに打ち勝ちましょう。



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