コロナ対策

飲食店のコロナ対策はできていますか?換気設備の耐用年数や法定検査について紹介!

関西で飲食店を経営されている方々へ、店舗の換気設備は何年くらい使っていますか。


換気設備には耐用年数が存在します。


コロナ対策として換気が注目されている今、この機会に換気設備の見直しをしましょう。


そんな今回は、換気設備の耐用年数や法定検査について紹介します。


下記はリフォームパークスでの飲食店様への高機能換気設備を導入したリフォーム事例です。

リフォーム事例「補助金を活用した飲食店の高機能換気設備工事」


空調設備の法定耐用年数はどのくらい?


法定耐用年数とは、機械や設備ごとに財務省が定めた、法定上の使用耐用年数のことです。


法人税などは、これを利用して設備の減価償却計算を行います。


決して、その設備が使い続けられる使用限度ではないことを覚えておきましょう。


空調設備は、「建物全体に取り付けられた構造であるか」という基準で大きく2種類に分類され、それぞれの法定耐用年数は決まっています。





建物全体に属する冷房、暖房、通風又はボイラー設備は15年、上記でも冷凍機の出力が22キロワット以下であれば13年です。


また、建物自体ではなく、器具及び備品に属する空調設備は6年と定められています。




換気設備の法定検査とは?


換気設備は年に1回、法定検査をする必要があります。


換気設備を含めて排煙設備、非常用の照明器具、給水設備及び照明器具の4項目を検査し、各特定行政庁に報告します。


この検査の対象になる建物や、検査の内容に関しては、地域によって大きく異なるため、詳しく気になる方は各特定行政庁のホームページをご覧ください。


さらに、法定検査も重要ですが、それ以外に定期検査も行うと良いでしょう。


特に飲食店の店舗は、換気設備を多く使うため、衛生の面からも安全の面からも定期的に検査を行うことを強く推奨します。




万が一換気設備が故障した場合、修理が完了するまで営業できなくなる可能性があります。


また、最近では、コロナ対策としての換気の重要性も大きく取り上げられています。


先日環境省は、飲食店の店舗による高機能換気設備導入の費用を、補助する方針であることを発表しました。



密閉空間を避けるために飲食店を行かない人が増えている中で、この発表は飲食店の経営状況改善を後押しするような形になりそうです。


ただし、一般的な換気設備では多くのエネルギーを消費してしまい、地球温暖化を促進する可能性があるという懸念から、高機能タイプの換気設備のみが補助の対象であることには注意しましょう。



まとめ


換気設備の耐用年数と、その法定検査についてご紹介しました。


コロナウイルスの影響によって、全国の飲食店はいまだ厳しい状況が続いています。


全面的な換気工事でなくとも、補助換気工事についても施工が可能であるため、何か気になる点ありましたらお気軽にご相談ください。

オフィスのコロナ対策のために!必要な換気回数を紹介します!

コロナウイルスの蔓延により、日々の暮らしが大きく変化していますね。


オフィスや店舗では、以前より積極的に換気に取り組んでおられると思います。


しかし、本当に効果的な換気の仕方はご存知でしょうか。


そこで今回は、コロナ対策に必要な換気回数について詳しく解説します。



換気回数とは?


換気回数とは居室内へ供給される、あるいは排出される空気量を居室の容積で割ったものです。


例えば、部屋の容積が180立方メートルのオフィスに対して、1時間当たり90立方メートルの空気の入れ替えを行う換気設備を備えていた場合、そのオフィスの換気回数は「0.5」です。


換気回数の単位は一般的に1時間当たりで表され、非住宅系で0.3以上、住宅系では0.5以上が必要であると、建築基準法によって定められています。





コロナ対策に有効な必要換気回数とは?


はじめに「必要換気量」と「必要換気回数」の求め方を説明します。


必要換気量とは、必要な床面積当たりの換気量と部屋の面積を、掛けて求められます。


この必要換気量を部屋の容積で割ったものが、必要換気回数と呼ばれます。



まとめて式で表すと、


「必要換気回数=必要な床面積当たりの換気量×部屋の面積÷容積」


となり、この数値に従って部屋を適切に換気しましょう。


現時点の情報では、コロナのような飛沫による感染症への対策として有効な必要換気回数は2.0である、と厚生労働省が発表しています。


すなわち、「1時間に2回窓を開けて空気を入れ替えましょう」ということです。



この数値はあくまでも参考値であり、確実に感染を防げるかは今のところ不明な点と、この必要換気回数はその部屋にいる人数によって変動する点があるため、この回数を満たしていても注意を怠ってはいけません。


そして、換気設備を補強することで、必要換気量を増やすことが可能です。



換気設備は常に一定の空気を排出しているため、感染症予防の手助けをしているという訳です。


感染症対策としての換気設備に不安がある店舗の方には、補強換気工事を考えてみてはいかがでしょうか。


規模にもよりますが、基本的に換気補強工事は国の助成金の金額内で工事を行えます。


緊急事態宣言明けて、これまでのようにお客さんに来てもらうために必要な工事になるかもしれません。



まとめ


換気回数と、コロナウイルスに有効な換気の方法をご紹介しました。


今現在コロナウイルスはいつ終息するのか分からない状態です。


これを機に、オフィスや店舗の換気状況を見直して、より快適な室内を維持しましょう。




難波で飲食店の経営をされている方必見!コロナ対策に適切な換気方法!

コロナウイルスの影響もあり、最近特に注目されているのが「換気」です。


特に飲食店などの人が多く集まる場所では、換気の重要性が再認識されています。


ただ換気方式にはいくつか種類があり、それぞれ空気の循環性能が全く違います。


今回は、どの換気方法がコロナウイルスに対して有効なのか解説していきます。





換気設備は大きく分けて給気と排気から構成されている


そもそも換気とは、室内の汚染された空気を外に出し、逆に外からはきれいな空気を供給することで、室内の空気を浄化することを言います。


この汚染された空気を外に出すことを「排気」、外からきれいな空気を供給することを「給気」と言います。




換気設備の種類とは


ではここからは換気設備の種類をご紹介していきます。


大きく分けて設備には3種類の方式があるので、順番にみていきましょう。


*第一種換気方式


給気と排気の両方を機械式のファンで行う方法です。


給気と排気のバランスが良く、室内の空気をきれいな状態に保てますが、給気と排気のどちらも機械で行うので、導入コストや電気代がかさむ点がデメリットです。



*第二種換気方式


給気側は機械式のファンを用いて空気を取り込み、排気は排気口から自然に行います。


この方式は、一般ではあまり目にする機会はなく、無菌室や手術室でしか使われていません。



*第三種換気方式


給気を吸気口から自然に行い、排気側にファンや換気扇を設置したのが第三種換気方式です。


昔ながらの飲食店で多く使用されてきたタイプで、一般的な住宅にも多く使用されています。


メリットは、第一種換気方式よりも導入コストと電気代が抑えられることです。



長時間換気が必要な飲食店にとっては、電気代を抑えられるのは非常に魅力的ですね。


ただ、給気と排気のバランスを保つのが難しく、入り口の扉や窓から隙間風が入り込んでしまうこともあります。


そのため、室内の温度を一定に保てなくなり空調設備に負担がかかってしまいます。


最後にコロナウイルスに対する有効性に関して言うならば、やはり第一種換気方式が良いと言えるでしょう。


ファンが2つ付いているため換気量の調節が自由にできる他、排気量や給気量の調整も可能なのであらゆる換気の目的に対応できるからです。


もしもコロナウイルスの影響がどうしても気になる方は、リフォームを検討してみても良いかもしれません。


まとめ


コロナウイルスは空気中に飛沫体として浮遊しているため、換気はとても重要です。


換気方式としては第一種換気方式が有効ですが、コストが気になる方は窓を開けるなど工夫して他の方式で代用しましょう。


もし飲食店のリフォームを検討中の方は難波で活動する当社にお任せください。



難波で飲食店を経営している方必見!コロナ対策に重要な十分な換気の基準とは?

現在コロナウイルスによって空気の安全性に疑いを持つ人が多くなってきました。


そのような状況下で店舗がすべきことは、店内の空気の安全性を保証していくことでは無いでしょうか。


ただ空気の安全性といってもいまいちピンとこない方が多いと思います。


そこで今回は、空気の安全性を決める基準について解説していきます。




不特定多数の方が利用する場所では基準に沿った換気が必要


コロナウイルスが大流行している現在、飲食店などの商業施設は「換気の悪い密閉空間」を避けるための努力が求められています。


では、具体的に「換気の悪い」とはどういった状態を指すのでしょうか。


これにはきちんと「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」、通称「ビル管理法(ビル衛生管理法)」という法律が定められており、厳格な数値に従う必要があります。



ビル管理法に基づいて、基準となる換気量を満たすためには、これから説明する2つの方法のどちらかを行うようにしてください。


ひとつは、空調などを用いた機械換気です。


ビル管理法によれば、必要換気量(一人あたり毎時 30立方メートル)を満たしてれば、「換気が悪い空間」には当てはまらないとされています。


もし空調の必要換気量が足りない場合は、一部屋あたりの在室人数を減らしたり、設備の清掃をして対処しましょう。




もうひとつは、窓の開放による換気です。


必要換気量を満たすためには、毎時2回以上窓を数分間全開にして空気を入れ替える必要があります。


また、空気の流れを作るため、複数の窓を開けるように意識しましょう。


もし、窓が1つしかない場合は、窓の代わりにドアを開けることで解決できます。




空気環境の調整に関する詳細


空気環境測定では、空気の良し悪しを判別するために「浮遊粉塵」「一酸化炭素」「二酸化炭素」「温度」「湿度」「気流」の6項目を検査します。


さらに空気調和設備のある部屋では、「ホルムアルデヒド」の調査も行わなければなりません。


空気環境測定は法律によって年6回行うことが義務付けられています。


特にコロナウイルスが大流行している今、空調設備に問題によって、悪い空気が循環することになれば感染リスクが高まります。


ですので、この機会に設備の点検をしてみてはいかがでしょうか。


まとめ


コロナウイルスが世界中で猛威を奮っている中、特に飲食店などは空調について厳しくチェックする必要に迫られてきました。


空気の安全性を担保するためにも換気の基準をクリアし、数値化していくことが大切です。


店舗リフォームに関するお問い合わせがございましたら、大阪難波を中心に活動する当社にお任せください。



コロナで不安な店舗責任者の方に難波の業者が解説!必要換気量の計算方法について

コロナウイルスで換気が大切だと分かっていても、どれくらい換気すれば良いのかわからないという方は多いと思います。


実は必要な換気量は計算で導き出せます。


そこで今回は、必要換気量の計算方法について解説します。




飲食店での必要換気量について


「換気が行われていないくらいで、大した問題は起きないだろう。」とお考えの方はいらっしゃいませんか。


実は、飲食店で換気が行われていないと一酸化炭素中毒になってしまいます。


これは、とても恐ろしい症状であり、最悪の場合死に至ります。




2009年に福岡県のファーストフード店では換気設備が故障してしまい、扇風機で代用していました。


扇風機では十分な換気が行われず、一酸化炭素中毒者が複数人でたという事例があります。


自分の店舗は大丈夫だろうと思わずに、必要な換気量について今一度見直してみてください。


必要換気量の計算方法


必要換気量はいくつかの計算で簡単に求められます。


*一人当たりの占有面積から計算する方法


まずは、一人当たりが店舗内で占める面積ごとに計算する方法を紹介します。


必要換気量は、店舗の床面積に20をかけて、一人当たりの占有面積で割ると導き出せます。


占有面積が具体的にどれくらいの数値かというと、レストランや喫茶店、料亭などの飲食店では3平方メートルです。




*床面積から計算する方法


次に、床の面積からおおよその必要換気量を導き出す計算を紹介します。


この場合だと、部屋の床面積あたりの換気量に部屋の面積をかける単純な方法で求められます。


床面積あたりに必要な換気量は、おおよそ飲食店で1時間あたり15から30立方メートルです。



いずれの場合も、部屋の空間そのものの広さが異なってしまうので臨機応変に計算手段を使い分けることが必要です。


少しでも現在の換気設備に怪しいと感じた場合は、すぐにダクト工事を行って換気能力の高い設備にしましょう。


また、必要換気量は、室内に発熱量があればあるほど増加します。


焼肉店や中華料理店のように、大きな火を使い、かなりの量の煙を排出する店舗の場合は、熱量も加味して必要換気量の計算を行うと良いでしょう。


不安がある場合は、専門の業者に相談して換気量を判断してもらうと安心できます。



まとめ


これまで、店舗における必要換気量について、計算方法を解説してきました。


コロナウイルスが流行している世の中であるからこそ、換気に敏感になっている方が多いと思います。


飲食店の方は、ぜひ一度ご自身の店舗の必要換気量を調べてみてください。



換気環境が悪くてコロナが不安な難波の飲食店の方へ!原因を紹介します。

排気環境が悪くてコロナに対して不安がある飲食店の方はいらっしゃいませんか?


コロナウイルスへの不安は日々高まるばかりですよね。


そこで今回は、換気が悪くなってしまう原因について解説します。

 


換気が必要な理由


「なんで換気しなければならないのだろう。」という疑問をお持ちの方が多いようです。


また、換気ならば窓を開けておくだけで十分だとお考えの方もいらっしゃるでしょう。




飲食店で換気が必要な理由は主に二つあります。


一つ目は、調理の際の煙を店内から逃すためです。


焼肉店や中華料理店等、火を多く使う店内で換気がされていないと、店内に煙が充満し、食事を楽しむどころではなくなってしまいますよね。




二つ目は、店内の空気のバランスを整えるためです。


飲食店では、どうしても調理で出てしまう空気を排気することに意識が向きがちです。


しかし、排気だけでなく、給気しなければ空気は循環しないことにも注意しましょう。


空気の排気と給気のバランスを保つためにも換気設備を設置する必要があるのです。


換気が悪いと、ドアが極端に開けにくくなったり、ドアを開けた途端に風が流れ込んできたり、臭いがこもってしまったりします。




お店の換気が悪い原因とは


続いて、お店の換気が悪くなってしまう原因として考えられるものを紹介します。


*ファンに問題がある


排気が十分に行われない場合、ファンが小さすぎるという可能性があります。


どうしても、費用を抑えるためにファンを小さくしてしまう方が多いと思いますが、これには注意が必要です。


というのも、ファンの大きさと、ダクト配管の太さがマッチしていないとファンは正常に機能しないからです。


費用を削りすぎないように気をつけましょう。




*給気が十分に足りていない


せっかく排気設備を整えたとしても、給気設備がしっかりしていないと意味がありません。


排気量に合わせて適切な大きさの給気口が必要なのですが、都心部ではスペースの都合上、うまく設置できていない可能性があります。




*掃除を怠っている


ダクト部分や排気口の掃除を怠っているために、設備の能力が落ちてしまっていることがあります。


実は、定期的にメンテナンスを行っているお店は少ないのが現状です。


しかし、清掃を行っていないと、ダクトの中に油が溜まってしまい、最悪のケースでは火災を引き起こしてしまいます。


まとめ


これまで、換気の必要性と、換気が悪くなってしまう原因を飲食店の方向けに解説しました。


コロナウイルスの流行で、ますます換気の必要性が出てきました。


この記事を参考にして、店舗の換気を見直してみてください。




難波の飲食店でコロナ対策に排気工事をお考えの方へ!費用の相場を解説します

最近コロナウイルス が猛威を奮っていますよね。


そんな中でコロナ対策に排気工事をお考えの飲食店経営者の方は多いと思います。


そこで今回は、排気工事の費用の相場を解説します。




□ダクト工事の費用を左右する要因とは


ダクト工事にかかる費用はどれも似たようなものだとお考えの方はいらっしゃいませんか。


実は、工事の費用は10万円単位で異なっています。


そのため、自分の店舗にあったダクト工事を選択する必要があるので注意しましょう。




費用を変化させる要因としては、ダクトの材質、ダクトの用途、建物の用途、飲食店の種類、があります。


ダクトの材質では、主に耐久性によって価格が変化します。


例えばステンレスは亜鉛メッキに比べて熱や錆に強いため価格が高くなります。




また、ダクトの用途では、一般換気の使用だけなのか、空調や排煙も必要なのかによって大きく値段が異なります。


さらに、飲食店であればどの程度煙が出るのかや、お客様の出入りが激しいかを考慮しなければなりません。


例えば、喫茶店のように火を使う場面が限られている場合と、居酒屋や中華料理店のように多くの人が頻繁に出入りし、煙も多く出る場合とでは、必要なダクトの性能が異なります。





□排気ダクト工事のポイントと相場


*ダクト工事のポイントを解説


全てのダクト工事が同じ仕組みだと思っていませんか。


店舗やオフィスにおける排気工事は、設置するタイプによって3種類に分類されます。


飲食店で最もよく見かける方法は、天井内にダクトを通して、そこに換気扇を取り付け、他の場所へ排気する方法です。


空気の流れ方がある程度明確である場合によく使われます。


しかし、周りの建物や家に影響が出そうな際は設置できないので気をつけましょう。


業者の方と相談して、自分の建物のタイプにあった設置の仕方をアドバイスしてもらうのがおすすめです。




*ダクト工事の相場を紹介


排気ダクト自体は、タイプによって様々で、相場としては10万円から30万円ほどです。


しかし、工事全体となると費用は上がり、100万円から300万円ほど必要になるでしょう。


費用を抑えるためには、定期的にメンテナンスを行う必要があります。


点検を怠ってしまうと、修理や改修作業が必要になり、費用がかさんでしまうので注意しましょう。




また、経験豊富な業者に依頼して、無駄のない適切な工事をしてもらうと、費用を抑えられるかもしれません。


□まとめ


飲食店のダクト工事を検討していらっしゃる方に向けて、工事の費用に関して解説してきました。


コロナウイルスの影響は長引いてしまう可能性があるので、感染症対策の一環としてこの機会に工事を行うことをおすすめします。

 

コロナ流行中の今!排気ダクトの素材に注目しよう!難波の飲食店の環境を改善

難波でダクト工事をお考えの方はいませんか。


今回は、排気ダクトに使われる素材の種類や、飲食店に向いているダクト材を解説していきます。


コロナウイルスが社会現象になっている今、排気ダクトの素材に一層注目していきましょう。




ダクト材の種類


ダクトは用途や使用場所によって、適切な材料を選択する必要があります。


ダクト材には亜鉛メッキ鋼板(亜鉛引き鉄板)やステンレス鋼板、ガルバリウム鋼板、塩ビコーティング鋼板、グラスウールダクトが存在し、それぞれに特徴があります。



まず、亜鉛メッキ鋼板(亜鉛引き鉄板)ですが、これは一般的に使われている表面処理鋼板のことであり、空調や換気、排煙ダクトに使われます。


丸ダクトや角ダクトの材料、形状に対応できるため、幅広く制作に適しています。


反面、塩害による腐食やさびには弱いため、外で使用する場合は腐食防止処理を行う対策が不可欠でしょう。




次にステンレス鋼板ですが、これは表面に不動態被膜という、非常に薄い保護被膜を形成する働きがあります。


上記で説明した亜鉛メッキ鋼板とは対照的に、腐食や傷に強いのが特徴と言えるでしょう。


塩害による腐食やさびが起きやすい屋外に良く使用されています。




決してさびないわけではなく、さびにくいという特徴であるため、ご注意ください。


また、亜鉛メッキ鋼板と同じく、丸ダクトや角ダクトの材料、形状に対応できるため、幅広い制作が可能です。


値段は亜鉛メッキ鋼板に比べて高価です。



最後に、ガルバリウム鋼板をご紹介します。


ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛の合金メッキのことです。


特徴としては、腐食に強く、傷には弱いことが挙げられるでしょう。


腐食の強さは亜鉛メッキ鋼板とステンレス鋼板の間ぐらいです。


そのため、値段はステンレス鋼板よりは安価です。


飲食店に向いているダクト材


様々な業種がある中で、今回は飲食店に向いているダクト材をご紹介します。


今まで3種類のダクト材を詳しく解説してきましたが、飲食店にはどの種類が向いているのか気になりませんか。


飲食店に向いているダクト材はずばり、亜鉛メッキ鋼板です。


亜鉛メッキ鋼板は、先ほども解説した通り、一般的に幅広く使用されています。


というのも、どのような環境でも設置でき、扱いやすく、価格も安いからです。


これらの理由で亜鉛メッキ鋼板はもっとも飲食店に向いており、使用されているダクト材であると言えるでしょう。





まとめ


今回は、ダクトの素材の種類と、飲食店に向いているダクト材を解説しました。


飲食店には亜鉛メッキ鋼板が向いていることをご理解いただけましたでしょうか。


当社ではダクト工事に関するご相談を随時受け付けております。


興味を持たれた方はぜひ一度、当社までお問合せください。



コロナで不安な難波の飲食店経営者の皆さまへ!換気設備の重要性を解説します

現在、政府はコロナウイルスの感染拡大防止策として、外出自粛、学校の臨時休校、マスク着用、手のアルコール消毒、換気を徹底するよう指示しています。


そんな中、設備の感染症対策のひとつとして、重要なのが換気設備です。


今回は難波で飲食店を経営されている方へ向けて、飲食店の換気設備の重要性について解説します。




感染症対策に役立つ換気ダクト


ウイルス量を減らすための対策に、窓やドアを開け換気をこまめにすることがよくあげられます。


しかし、長い時間飲食店の窓やドアを開けたままにはできないでしょう。


そんな方におすすめするのが換気ダクトです。


換気ダクトとは、室内の換気扇と排気口をつなぐ空気の通り道のことです。


飲食店のダクトには空調ダクト、換気ダクト、厨房排気ダクトの3種類があります。


これらの中でも換気ダクトと呼ばれる種類は、特に空気を排出することを目的としており、空気を入れ替える機能があります。


したがって、感染拡大防止策のひとつにあげられた換気を担える設備であると言えるでしょう。


飲食店の他に事務所、病院、高層ビル、工場にも設置されることが多いです。


ちなみに空調ダクトは、ひとつの空調機器からの風を店内に流すことを目的としており、吹き出しファンまでの距離が長い場合は、途中の吸い込みのためのファンを取り付けます。


厨房排気ダクトとは、調理する際の油や煙、水蒸気を排出することを目的としており、火災延焼防止装置、集煙フードを使用します。




ダクトの設置方法


ダクトの設置方法は3つあります。


*壁面にダクトを通す


簡単にできる設置方法で、比較的安価に工事を行えます。


しかし、周辺をオフィスや住宅に囲まれている場合、店舗業態によっては設置が困難な場合があるので事前に業者にご相談ください。


*天井に換気扇を設置


これは飲食店の厨房やトイレに良く利用されます。


穴をあけられる天井があればどこでも設置可能で、排気場所も自由に選択できます。





*屋上までダクトを通す


屋上までダクトを通すことで、臭いや煙といった不快に思われるものを、周囲に迷惑をかけることなく排出できます。


しかし、ダクトを屋上まで通す必要があるので、他の種類と比べると値段が高くなるでしょう。


ダクトを通す建物の階数が多いほどダクト工事にかかる費用が高くなります。



というのも、1階から屋上まで通す場合と2階から屋上まで通す場合では工事の手間が違うからです。


新しくダクト工事を行う場合はご注意ください。


まとめ


今回は飲食店における換気設備の重要性について解説しました。


換気を常に意識することは、大きな感染症対策に繋がります。


換気を意識して、コロナウイルスに感染しないようにしましょう。




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